老いの準備・終活・エンディング・終活ニュース

退職後の始末・人生の始末・終い・たたみ方を考えてみたい。整理してみます。

もしもの時 弐 mosimo 相続

 終活の準備として考えていたら、今日、次の記事が目にとまった。

タイトル     相続を争続にしないために  ー介活をー

 

  相続に」ついて、事前話し合っておくのがいいが、なかなか切り出せないのが実情である。そこで「介護」から話し合っていくことを勧める。

 

 とあった。「介活」とは「介護活動」というわけだ。

そして、エンディングノートの活用もすすめられていた。

 

mosimo相続      その1    

 

1 相続手続きの流れ

 

 

 被相続人の死亡      死亡届けの提出       7日以内

   ↓            ↓        

 通夜、葬儀、告別式

 初七日・四十九日    ◇遺言書の確認        3か月以内

             ◇自筆遺言書の検認

             ◇法定相続人の決定

             ◇相続財産の調査

             ◇遺産分割協議の開始

             ◇限定承認、相続放棄の手続きは3か月以内が期限

              ※限定承認とは、+の財産より-の財産が多い場合や把握できていない負

                              債がある可能性がある場合に有効な相続方法。(専門家へ相談)  

 

                                  ↓

             ◇所得税の準確定申告     4か月以内

              故人の確定申告をするということ

              亡くなった年の1月1日から死亡の日までの期間の所得は準確定申告とい

                            う形で申請する 

              必要がある。(申告の必要のない場合もあるため、税務署などへ相談する)

                                    ↓            ↓  

  一周忌        ◇遺産分割協議書の作成         10か月以内

             ◇遺産の名義変更

             ◇相続税の申告と納付

                ↓

             ◇相続登記               期限なし

 

  ※ トラブルか想定されたり、発生した場合は、税理士や弁護士などの専門家と相談する。

 

2 法定相続・法定相続人・遺留分

 

() 法定相続

 

  遺言もなく、遺産分割協議もまとまらない場合、法定相続分に従って遺産の分割をすることとなる。

 

○配偶者がいない場合   子どもが相続します。3人いれば1/3ずつとなる。

             被嫡出子の相続分も嫡出子と平等となる。(平成25年12月5日民法改正)

 

○配偶者がいる場合    

 

  配偶者と子ども   配偶者1/2  子どもは均等分割

  配偶者と親     配偶者2/3  残り1/3を父母で等分

  配偶者と兄弟    配偶者3/4  残り1/4を兄弟で等分

 

() 法定相続人

 

  ①配偶者 ・・・・・・・ 常に相続人となる。内縁の妻はない。

  ②第一順位の相続人 ・・ 子ども。子どもが亡くなっていれば孫が相続人。孫がいなければひ孫。

               (代襲相続という)

               胎児、養子も相続権あり

  ③第二順位の相続人 ・・ 子ども、孫がいない場合は、父母。父母がいなければ祖父母。 

  ④第三順位の相続人 ・・ 子ども、孫、父母、祖父母がいない場合、兄弟姉妹。姉妹が亡くなって

                         いれば甥姪まで     

               相続人となる。

  ⑤相続人がいない場合・・ 特別縁故者(内縁の妻、療養・看護に努めた人)から申し立てがあれ

                             ば一 定の財産が分与され、残りは国の財産となる。

               

()遺留分

  

  遺言書によって、法定相続人が相続できない場合がある。この場合、被相続人の財産のうち、一定の相続人が最低限

 相続できる権利をいう。

  一定の相続人とは、配偶者、子ども(代襲相続人含む)直系卑属のこと。兄弟姉妹は認められない。

 

  ◇遺留分の割合  相続人が親のみの場合   法定相続分の1/3

           それ以外の場合      法定相続分の1/2

 

  ◇遺留分権利者は、遺贈分をとりもどすことができる。ただ、相続開始及び減殺する遺贈などがあっ

       たことを知ってから、1年以内もしくは、相続開始から10年以内に行使しないと権利は時効と 

       なり消滅する。

 

3 終活と相続

 

() 認知症になった時の必要な財産処分

 

   認知症になったら、財産処分ができなくなる。権利を失う。

 

成年後見制度

 

  判断能力に応じて成年後見人、補佐、補助という制度がある。

  親族が家庭裁判所成年後見申立の手続きを行う。

  法定相続人全員の同意があれば、申し立てた人の選んだ人が成年後見人として就任する。

  中立となる弁護士や司法書士がなる場合が多い。

 

 ※事前に決めておくこともできる  任意後見 という。

                  任意後見人となる人と任意後見契約を締結し、公正証書を作成し

                                    ておく。

 

②財産管理契約

 

  認知症ではなく、判断能力はあるものの寝たっきりになってしまうなど財産処分ができなくなってし

まう場合があ る。その場合には銀行などに代理人届を出しておけば、代理人になってあいる家族が引き出すことができる。

 

 包括的な財産管理契約をして、第三者に任せることもできる。

 

() 二次相続を視野に入れる

 

  一次相続より税負担が多くなることが考えられる。