老いの準備・終活・エンディング・終活ニュース

退職後の始末・人生の始末・終い・たたみ方を考えてみたい。整理してみます。

お葬式

逝く人  おくる人   

 

最古の人類とされている ネアンデルタール人の遺跡に、死者の側に花があった。

それが、最古のお葬式と言われている。

 

儀式としてこのお葬式は延々と続いている。ただ、そのスタイルは、宗教の違いだけでなく、「個人」「故人」の意思が反映されて来ている。

 

お葬式について知っていこうと思う・・・・・・・・・・・・・・・・・

1 お葬式の意味

 葬儀と告別式をあわせてお葬式と呼んでいる。昨今は、これを同時に行っている。

 

前日の夜の儀式 → 通夜

翌日の儀式   → 葬儀+告別式 = お葬式

          葬儀(埋葬儀礼) 魂に対する儀礼

                  ご遺体を納棺し、荼毘(火葬)に伏す

          告別式     故人や遺族の社会関係、人間関係が中心に行わ

                                                     れる式典

 

2  葬儀・埋葬を行う意味

 

1 遺体を処理して、葬る

2 故人を見送る(宗教的な儀式を通してあの世に送る)

3 亡くなったことを社会に告知する

4 大切な人をなくしたことを受け入れる(悲観や心のケア)

 

※弔う(とむらう)  人の死を悲しみいたむ、くやむこと。

          死者の霊をなぐさめる

 

【私の思い】

 

  遺された人と逝った人との関係が良い場合、「葬儀」という儀式はなくてはならない「儀式」であろう。そこには、ケアがどうしても必要だからである。それは「生きていく覚悟」を保障する儀式ともいえるからである。

  関係のよろしくなかった人はどうだろうか。少なくとも火葬はしなくてはならない。これであなたとの縁が切れると喜べるわけだ。第三者ならそうだろう。身内だったら・・・・。

 

  「偲ぶ」「悲観」というより、「けじめ」「節を作る」という意味合いになるのだろうか。スタイルはともかく、亡くなった人のためではなく「自分の整理」のための儀式となろう。さらにいえば、亡くなったひとを弔う(霊を慰める)ことをしないならば、自分の人生に荷物を背負うことになり、決して良い事とは思えない。

3 葬儀を考えるには

①儀式としての葬儀をどうしたいのか

②火葬後の自分の遺骨をどうしたいのか

 

   という二つのことを考えることが基本。

 

4 自分の遺骨のは場所をどこにするか

 

   ・先祖のお墓(埋骨)

  ・納骨堂

  ・海、宇宙(散骨)

  ・樹木葬  骨壺を埋める

  ・手元葬儀  遺骨を加工する(ペンダント・ネックレスなど)

 

埋葬方法(お墓の種類)・・・遺骨をどうするか

  

       ・お墓に入る   埋骨   個人墓

           合祀墓  

       ・遺骨を納める  納骨   室内。納骨堂に納める

 

       ・お墓に入れない 自然葬  樹木葬

            海洋葬(散骨)

                   宇宙葬  天空葬

             月面葬   2017年以後予定あり

        手元供養 自宅に小さい骨壺など祀る 指輪などに加工する

 

5 葬儀のスタイル

 

 

1 一般葬・家族葬  しきたりに則った形

2 直葬(密葬含む) 通夜・告別式を行わず、自宅または病院から火葬場に搬送して火葬する方法

3 自由葬(無宗教葬) 故人や家族の希望に応じて行う葬儀

4 生前葬       生きている間に行う自分自身の葬儀

 

 【家族葬と密葬の違い】

 

密葬とは、準備に時間がかかる葬儀で、身内だけで行い、後日一般参列者を招き、本葬を行う。

家族葬は、単独で行う葬儀で、後日改めて本葬は行わない。(後日友人を集めてお別れ会として故人を偲ぶ食事会を行っているのもある)

 

 【キリスト教神道では】

 

キリスト教式葬は、所属している教会で行うことが一般的。

神道では葬儀を神葬祭とよび、神官が執り行う。神道では死を『けがれ』ととらえるので、自宅か斎場で行うのが一般的。

 

6 葬儀の場所と形式

 

 

1 葬祭センター  74.8%

2 寺・教会     9.5%

3 自宅       8.8%

4 家族葬      5.7%   

5 一般葬      2.0%   

6 直葬       2.2%   

7 その他 

 

7 一派的な葬儀の流れ  

 

 規模や宗教型式を決めると望む葬儀の形が見えてきます。そして、安さや手軽な葬儀に遺族は後悔することもあります。

 冒頭に述べましたが、「逝く側と送る側の双方思い」に注意をすることと「葬儀社に任せっぱなしではなく、自分たちでできることはする」ということを念頭に置きたいものです。

 一般的な葬儀の流れは次の通りです。

 

①逝去        病院・自宅・施設

②葬儀社への連絡   葬儀の型式を決める

③安置        安置場所へ搬送(自宅・葬祭センター)

 遺体の処置(エンバーミング=衛生保存処理・湯灌)

 祭祀設備の設置

④打ち合わせ・連絡  通夜・葬儀の日時を決める 寺や関係者に連絡 喪主を決める

           訃報を公示する 死亡診断書など公的手続きを進める

⑤通夜準備・施行

⑥通夜

⑦葬儀・告別式

⑧火葬

⑨お骨あげ

⑩かん骨・初七日法要

 

8  葬儀社の種類

 

 葬儀社は認可事業ではないので誰でも始めることができる。したがって、特色は様々なため、運営上の種類としてまとめてみる。

 

①葬儀社(専門の葬儀業者) 

②冠婚葬祭互助会     積立金をもとにしている。   葬儀の半数以上が互助組合

③JAや生活協同組合   組合員を対象としている

④その他  

 

 

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